保護者は検索してから体験を申し込んでいる

教室を探すきっかけは、友人からの紹介や配布されたチラシ、通学路で見かけた看板などさまざまです。ただ、そこからすぐに申し込む保護者は多くありません。たいていは教室名で検索し、ホームページを見てから判断しています。

大切なお子さんを預ける先ですから、慎重になるのは当然です。次のような点が確かめられています。

  • 対象の学年とコース:うちの子に合う学年・レベルのクラスがあるか
  • 曜日と時間:習い事や部活と重ならないか、送迎できる時間か
  • 料金の総額:月謝以外に何がかかるのか
  • 教える人:誰が指導するのか、正社員か学生アルバイトか
  • 教室の場所と安全面:駐輪場、送迎の車を停める場所、帰りの時間帯

明石は市内でも地域によって通学事情が異なります。最寄り駅やバス停からの経路、自転車で通う場合の目安の時間を書いておくと、通わせられるかどうかを判断しやすくなります。

まずはご自身の教室名で検索し、保護者の立場でホームページを見てみてください。この5つが数分で分かるかどうかが出発点です。

月謝は総額で示して比べやすくする

保護者が最も気にするのは料金です。特に兄弟がいる家庭では、月々の負担が家計に直結します。

月謝だけを載せている教室は多いのですが、実際にかかる費用はそれだけではありません。入会金、教材費、季節講習、模試の費用、冷暖房費。これらが後から分かると、不信感につながります。

  • 学年・コースごとの月謝:週の回数と1回の時間もあわせて書く
  • 入会時にかかる費用:入会金、教材費など初回の総額
  • 年間でかかる費用:季節講習や模試を含めた1年間の目安
  • 割引の有無:兄弟割引、母子・父子家庭への配慮など
  • 支払い方法:口座振替、カード、現金のどれに対応しているか

年間の目安まで書くのは勇気がいりますが、保護者は他の教室とも比べています。後から知らされるより、先に示してあるほうが安心して相談に来てもらえます。

金額が学年やコースで変わる場合は、代表的な例を1つか2つ挙げる形でも構いません。「小学5年生・週2回の場合、年間で○万円ほど」と示せば、自分の家庭の場合を想像できます。

子どもの習い事をスマホで探す保護者

指導方針と教室の様子を具体的に伝える

料金や時間が条件に合っていても、最後に決め手になるのは「この教室に通わせたいか」という気持ちです。ここは文章と写真で伝えるしかありません。

指導方針は、抽象的な言葉だけでは伝わりません。「一人ひとりに寄り添う指導」と書くより、実際にどうしているかを書きます。

  • 1クラス何人までか。個別指導なら講師1人につき何人か
  • 宿題はどれくらい出るのか、家庭でどう関わればよいか
  • 分からないところがあったとき、どう対応しているか
  • 保護者への連絡や面談は、どれくらいの頻度であるか
  • 成績や進み具合を、どういう形で共有しているか

写真では、教室の中の様子を見せます。授業中の風景、自習スペース、入口や靴箱まわり。子どもが写る写真は、必ず保護者の同意を得てから使ってください。同意が難しい場合は、後ろ姿や手元、誰もいない時間の教室でも雰囲気は伝わります。

講師の紹介も効果があります。担当科目、指導歴、子どもと接するときに大切にしていること。顔と人柄が見えると、体験に行くときの不安が小さくなります。

体験の申し込みまでを短くする

学習塾や習い事では、いきなり入会する方はまれです。多くは体験や見学を経て決めます。つまりホームページの目標は、入会ではなく体験の申し込みです。

  • 体験の申し込みボタンを、各ページの途中と最後に置く
  • フォームでの申し込みを用意し、夜でも受け付けられるようにする
  • 入力項目は、保護者名・連絡先・お子さんの学年・希望日程くらいに絞る
  • 体験の内容と所要時間、持ち物、費用の有無を書いておく
  • 申し込み後いつ連絡が来るのかを明記する

保護者が教室を調べるのは、多くが夜です。電話しか手段がないと、その場で申し込めません。フォームやLINEを用意しておくと、思い立ったときに動いてもらえます。

「まだ迷っている方は見学だけでも」という受け付け方を用意しておくのも1つです。体験より気軽で、教室を見てもらう機会が増えます。

申し込みフォームの項目の絞り方は、問い合わせフォームの項目を見直して離脱を減らす方法で詳しく解説しています。
体験授業に参加する親子

学年暦に合わせて更新する

教室の集客には、はっきりした時期があります。新学期前の2月から4月、夏期講習前の6月から7月、冬期講習前の11月から12月。この時期に情報が古いままだと、機会を逃します。

更新する内容は決まっているので、あらかじめ型を作っておくと負担が減ります。

  • 新年度の募集要項と、学年ごとの空き状況
  • 季節講習の日程、内容、締め切り
  • 教室の行事や、生徒の取り組みの様子
  • 休講や時間変更のお知らせ

空き状況を載せるのは効果的です。「小学5年生は残り2席」と書かれていると、検討していた保護者が動くきっかけになります。ただし、実際の状況と合っていることが前提です。

年間の更新予定を紙に書き出し、いつ何を出すかを決めておくと続けやすくなります。更新を自分でできる仕組みになっていないと、この形は回りません。都度依頼が必要なら、管理画面から更新できる形を検討してみてください。

まとめ

明石の学習塾・習い事教室が、ホームページで生徒を集めるためのポイントを振り返ります。

  • 保護者は教室名で検索し、対象学年・時間・料金・講師・場所を確かめている
  • 月謝だけでなく、入会時と年間の総額まで示すと安心して相談に来てもらえる
  • 指導方針は具体的に書き、教室の写真と講師紹介で雰囲気を伝える
  • 目標は入会ではなく体験の申し込み。フォームで夜でも受け付けられるようにする
  • 新学期前と講習前に合わせて、募集要項と空き状況を更新する

まずは、体験の申し込みフォームがスマホから何回の操作で送信できるかを確かめてみてください。保護者が夜に動けるかどうかが、申し込み数を左右します。

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